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2007年3月16日 (金)

Windows VistaとOSX

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仮にも最新のOSであるVistaと、マイナーバージョンアップを繰り返しているとはいえ、五年くらいのあいだ粛々とバージョンアップを続けているOSXを比較するのはフェアでないかもしれませんが、たまたま今、病室でMacBookPro(初代・2G)とThinkpadX60tablet(2G)が並べておいてあるので、ついつい比較したくなるのです。

さて、WindowsVista、RC版を触ったときには「こんな機能いらないものばっかりだ」と思ったのですが、初めて長時間使ってみて、「意外と良いかも?」と思うくらいまでには至りました。

ところがX60tabletが届いたときは標準の512MBメモリしか入っていなかったので、このときはまともに使えるレベルではありませんでした。

慌てて水野君に頼んで2GBぶんのメモリを買ってきて貰って(国家認定天才プログラマーにそんなことをさせて申し訳ない)、病室でネジネジして入れてみると、印象が激変。Thinkpad特有のいろいろなナイスな機能(指紋認証ログインなど)とあいまって、「こりゃ相当良いんじゃないの!?」という評価に変わりました。

エクスペリエンススコアは、2GBメモリにした状態で最低が3.3。Aeroもギリギリ使えます。

Aeroの特徴である、斜めにウィンドウが表示されるフリップなんとかというタスクスイッチャは、はっきりいって蛇足です。まだ一度も有効に使えた試しがありません。この点ではOSXのエクスポーズが操作性、実用性ともに圧勝。まあこれはとってつけたような機能なので仕方がないでしょう。

エクスポーズが使えないというだけで、Vistaは明らかにもの凄く使いにくいのですが、それに目をつぶって外の機能に目を転じるとすると、ようやくネイティブでタブブラウズができるようになったIE7(XPでも動くけど)に目がいきます。

IE7はなかなか良くできている感じがします。なにしろ世界で最も使われているWebブラウザですから、これの性能が上がることは単純に嬉しいことです。

モデムや携帯電話などを含めた、ネットへの接続は、Vista経由の方が全体的に解りやすい感じがしました。
Macは、どのボタンを押すとネットに接続できるのか、イマイチわかりません。慣れればどうってことはないのですが、慣れてないユーザが使った場合、Vistaの方が解りやすいという印象を持つでしょう。ちなみにOSXに慣れてるはずの現在でも僕はたまにモデムで接続しようとすると悩みます。

ファイルを巡る、MacOSでいう「ファインダー」、Vistaでいう「エクスプローラ」は、ほとんど同じ外見・同じ機能なので賛否の分かれるところですが、僕はやっぱりこれは「ファインダー」の方が圧倒的に使いやすい印象を受けます。理由は、左側に現れるツリー表示みたいなものを、好きなタイミングで消せるからです。また、その消し方も真ん中の棒をドラッグするだけという簡単さ。これはXPやVistaにはない特徴です。

Windowsのエクスプローラの最も気に入らないところはこの部分につきます。なぜ、知りたくないファイルの情報を表示するために、常にウィンドウの一定領域を犠牲にしなければならないのでしょうか。これはもしかすると、ルック&フィールがあまりにファインダーに似すぎてしまわないようにする配慮なのかもしれませんが、この一点に於いてはWindowsは95や2000の頃の方が良かったなと思います。

ウィンドウシステムの要である「ウィンドウ」についても見てみましょう。
Aeroのウィンドウはタイトルバーが磨りガラスのような美しいエフェクトがかかっています。
OSXはそういうエフェクトは全くありません。

これは好みの問題に近いですが、Aeroのウィンドウは背景が少し透けて見えるだけ、情報量が多くなるというメリットがある反面、画面がごちゃごちゃして解りにくいという欠点も持ち合わせています。

OSXのウィンドウは半透明や磨りガラスみたいなクールな機能はありませんが、アプリケーションごとにハッキリと領域が別れて見えるので、結果的には美しく見えます。

次にフォント。Vistaではディスプレイで見たときに美しく表示できる「メイリオ」フォントが導入されました。でもフォントに関してはOSXの圧勝です。いちどOSXに慣れるとVistaのフォントは見るに堪えません。これは実際に使ってみないとわからないところです。

全く同じWebページであっても、OSXで見た場合とVistaで見た場合で美しさが全然違います。
およそ美的感覚のある人間であれば、いずれVistaのフォントには耐えられなくなるでしょう。

これは単にフォントの書体の問題ではなく、フォントのレンダリングエンジンの問題だと思われます。
Vistaも決して手抜きをしているわけではないと思うのですが、この違いが生まれてしまうのは実に不思議です。

さらに、Vistaで追加されたサイドバー・ガジェットとOSXのダッシュボードですが、見た目はサイドバー・ガジェットの方が上に思います。

やっぱりオタク世代としては、画面の片隅に常時表示されているもののほうが、なんとなく万能感が増したような気がするのです。

それにひきかえ、ダッシュボードは呼び出してから起動するまでの時間にタイムラグがあり、ネットに常時接続していない環境ではけっこうストレスがあります。呼び出してから実際に電卓を叩くまで、かなり待たなければ行けなくて、これだったらいっそアプリの電卓を起動した方がいい、と思ったりします。

とはいえ、サイドバーの残念な点は、これがウィンドウでオーバーラップされてしまうという点です。
いざ使いたいというときに手前にもってくる方法がいまのところわかりません。タスクスイッチで手前にもってくることもできないっぽいし。

これは探せばショートカットがあるのかもしれませんし、なくてもなんらかのソフトでできるのだと思いますが、このあたりのショートカットキーをさがすときのインターフェースは、Macの方が解りやすいと思います。システム環境設定はやっぱりMacの方がずっと使いやすいです。もともと項目が少ないのもありますが、その整理のされ方にも感心するものがあります。

Vistaのコントロールパネルはやっぱり依然として野暮ったい感じがします。新しいOSというよりも、XPのマイナーバージョンアップという感じです(実際にそうなのかもしれませんが)。

さて、とはいえX60Tabletには抗いがたい魅力があります。それはタブレット機能です。
Vistaにはタブレットに標準で対応しているので、OSXにはない強力な手書き文字認識機能があります。

手書き文字認識と聞いて、いにしえのザウルスや、Palmや、もしかしたらNewtonあたりを想像される方も沢山いらっしゃると思いますが、Vistaは手書き認識機能に関しては、実に刮目すべき成果を出しています。

驚くほど快適に、高速に、すらすらと手書き文字を認識してくれます。
特に「英数字モード」にすれば、筆記体すら華麗に認識します。

また、書き損じた場合の追加候補の選択、もしくは書き直しのインターフェースなども文句のつけようがないほど良くできています。間違いなく現時点で世界最高峰の手書き認識エンジンと言えるでしょう。

この手書き認識させるのが楽しくて、しばらくはわざわざX60Tabletで原稿を書いたりしていました。
今はあまり外を出歩けませんが、退院したらこれで仕事をすることを想像すると実にワクワクします。
それくらいこの手書き文字認識機能は画期的に思いました。
少し時間は掛かりますが、チャットすらすることができます。

特に嬉しいのは、この素晴らしい手書き認識機能がOSの標準機能(らしい)だということです。
ということは、そろそろ届くはずのOQO model02でも当然使えるはずで、だとするとOQOの値打ちは何倍にもふくれあがります。この手書き認識機能に関してはNewtonを初めて触ったとき以上の驚きがありました。

というわけで、まだVistaの手書き文字認識を試してない方はぜひお試しを

それはそうと、早く退院したいなあ

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Windows Vistaが発売されたことで、この春に新しいパソコンを買い換える方が多いのではないでしょうか。OSが出ただけで、なんで新しいパソコンを買う必要があるの?と思う方がいらっしゃるでしょう。なんで?そのわけは、最新のOSであるWindows Vistaというものは、美しい視覚効果を出すために透過ウィンドウ、フリップ3DなどのWindows Aeroというユーザーインターフェイスを使用しています。それに加え、さまざまな機能が便利になりユーザーにとっては非常に使い心地が...... [続きを読む]

受信: 2007年3月24日 (土) 12時12分